東海点字研究会に参加して
昨日、1月8日(日)、東海点字研究会に参加してきました。
2010年の5月の研究会が初参加だったわけですが、年6回あるところを
3回の参加。
2011年は、途中、体調不良や、都合が悪いなどで参加できないこともあり
わずか1回しか参加できませんでした。
今年は、できるだけ参加して、点字の「今」を感じたいと思っています。
と、いうのも、この研究会に参加させてもらって、蒲郡で点訳ボランティアをしているだけだと
その狭い中でのルールや、方法しか自分の中に入ってこなくて
勘違いしていることや、知らないことが、山のようにある、ということを知ったからです。
また、点訳をしている仲間がこんなに色々なところにいるんだという、なんか頼もしい気持ちにもなれるし。
まあ、参加するごとに、色々な刺激を受けるわけですが、
今までで一番衝撃的だったことは、
2010年9月に参加した時に、初めて、「点字表記辞典」は、絶対のものでは無いという事を知った時。
(@_@;)でした。
辞典と名がつくものは、信じちゃいません??
その時、私は、初心者の恐ろしさですよねえ、こう質問しちゃいました。
「すみません、それなら、いったい、元になるものって、なんなんですか?
なにを基準に点訳していけばいいんですか?」と。
一同、あきれた雰囲気が漂ったのは言うまでもありません。(^_^;)
「“日本点字表記法”です。点字表記辞典にしても、点訳のてびきにしても
それを、わかりやすく、例をだしてある、というだけなんですよ。」と。
私は、その時、「日本点字表記法」なんて、知らなかったし、もちろん持ってもいませんでした。
それで、すぐさま購入しましたけどね。
で、今回、衝撃的だったのは、“あたらしい記号を作って行こう、提案しよう!”という気運です。
私は、心の中で
「え?そんなの勝手に作っていいの?え?そういうものなの?」と思いました。
みなさんの話を聞いていると、
箇条書きの文頭につける記号があるといいよね、例えば、5の点とか、
カギ類の、第2カギは、触読者からすると、とても読みづらく、多用されるとイライラする。他の記号にできないものか、とか。
点字って、発展途上なんですね。(いまさら・・・)
次回までに、今回出た案を実際に打ち出してみて、検討するということになりました。
まだまだ基礎の基礎も、実はわかっていないなあと、実感させられています。
今年は、仕事も少なくなったので、もっと点字を勉強していき、
利用者さんにより読みやすいものが作れるように、努力していきたいと思う次第です。
by anzu-tushin | 2012-01-09 10:36 | ボランティアの話 | Comments(2)