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歌を歌うということ

昨日、形原専称寺で、茶の間の会、次回茶の間フェスタパート2(1月28日)に向けての歌の練習を行った。

歌の曲目は

「早春賦」 「Believe」「手のひらを太陽に」「三百六十五歩のマーチ」
「世界に一つだけの花」「幸せなら手をたたこう」「見上げてごらん夜の星を」

早春賦と、Believe は、ハモリ付き。手のひらを太陽に は、手話付き。
見上げてごらん夜の星を は、ちょっとしたパフォーマンス付き。

私は、こういう練習の時が一番楽しいな。
歌を歌う方法はいろいろある。
カラオケももちろん楽しいけど、私にとって“ベスト”ではない。
合唱は、“団”としてだと、堅苦しすぎる。
やはり一番すきなのは、みんなと、一緒に歌うこと。
伴奏は、もちろんあったほうがいいけど、無くても全然かまわない。
ハモリも、あったほうがいいけど、無くたっていい。

だから、歌声ボランティア「ハーモニー」の活動は一番好きだ。

私は、短大時代に、「児童文化研究部きしゃぽっぽ」というサークルに入っていた。
それは、人形劇と影絵をするサークルだった。
その関係で、人形劇をやっているほかの色々な学校の人たちと交流があって
人形劇を見せ合ったり、ギターの人を囲んで、みんなで輪になって歌うってことが結構あった。

寮でも、みんなでよく歌った。
ただ、寮生がみんな入っていたコーラスのサークルには、どうもなじめなくて、途中で抜けてしまった。

歌が持っている力を、いいことに生かして行きたいって、いつも思っている。
だから、歌声ボランティアで歌う歌に、絶対に「軍歌」はいれたくない。
いくら、軍歌しか反応しないお年寄りがいるとしても、そっちに流れていきたくない。

昨日、練習が終わった後、歌声ボランティアのリーダーのTさんが
「一番最初に(ハーモニーを設立する前に)見学に行ったところで、ずっと何の反応もしなかったおじいさんが、軍歌が始まったとたんにパチッと目を開けて、生き生きと歌いだしたのに、私は感動した。」と話したが、私は、それこそ、悲しむべきことなのではないのかなと、心の中で反論していた。
そのおじいさんは、軍歌しか知らないで青春を過ごしてきたのだ。悲しいよね。

歌の持っている力を、破壊にむかって使わないで欲しいと切に思う。

by anzu-tushin | 2006-01-25 10:56 | Comments(0)