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肘部管解放術および尺骨神経前方移行術 顛末記(2)

<手術当日の話>

日帰りでできる手術だということで、5月23日(金)の8時半ころに豊橋市民病院へ。
当日の午前6時以降飲食をしてこないように、また、化粧はしてこないようになど言われていました。

手術後は、右手が使えなくなるわけだから、衣服を着るのもたいへんだろうから、前開きのブラウスと、ボトムは、ゴムウエストで片手でもあげられるものにしました。
また、帰りの電車の切符も出し入れが困るだろうから、TOICAと、ICカードケースで、リールがついていてビヨーンと伸ばして使えるものを購入して、使い方も練習しておきました。
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待合室で待っていたら、担当医師のM先生が、間違いのないように手術する方の手にマジックで印をつけてくれたのですが、その印というのが、これ!
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私は、一瞬「ええー!」と思いましたが、その時は、「きっと手術をするのにドキドキしているだろうから、気持ちをやわらげてくれたのかな」と好意的に解釈しましたが・・・。

さて、手術室に移って、心電図とか、点滴とか血圧計とかをつけられまして、「あら、思っていたのよりオオゴトな感じだわ。」と、まずビビりました。

右の脇から麻酔を打ちました。すると本当に感覚なくなるんですね。持ち上げられているとかはわかるけど、切開しているとき、まったく痛みを感じないのでした。(当たり前か)

手術の時、女性の研修医(?)が立ち会って、M医師が手術をしながら、色々を説明をしているんですよね。
まあ、研修のためとはいえ、私にも聞こえているわけで、「はい、これが神経ですね。」とか、「ここを切って」とか、あまりに生生しいことを話されていると、ドキドキしちゃうんですよね。しかも、途中笑いながら会話をされているのが聞こえるので、「ちょっとー。真面目にやってよ!」と心の中で思うわけです。

途中で、M医師が「こういうの、先生によっては、3枚おろしにする場合があってね。」と言って、女性研修医が、笑いながら「3枚おろしですかあ?」と言った時には、さすがに私もちょっとピキンときて
「サバかよ!」と、声に出して突っ込んでしまいました。(;'∀')
それに対して、M医師は、笑っていましたけどね。

看護師さんが、「あ、先生たちの話が気になってしまいますよねー。」と言ってくれましたが・・・。

縫合の段階になったら、もう雑談に花が咲いてしまって、テルマエロマエを見に行ったとか、海外旅行に最近行ったとか行ってないとか、どこどこの科の医師は丸い人が多いとか・・・。ゲラゲラ笑いながら作業をしているのですよ。

私は心の中で、「ちょっとー!ちゃんと縫ってる?」と思いました。

手術が終わって、看護師さんに衣服を脱いだ部屋に連れていってもらう時に、「あんな風にずっとおしゃべりしているんですねえ。びっくりしました。」と言うと、看護師さんが「気になっちゃいますよね。すみません。女性の先生に説明していたので。」と言うので

「いや、それは仕方ないけど、後の方、雑談してましたよね。旅行とか映画とか、よその先生が丸いとか・・。ちゃんと縫ってくれてるのかと思いました。」と言うと、「本当にそれは申し訳ありませんでした。」と。

まあ、医師からしてみたら、いつもやっている簡単な手術で、慣れているから、そういう感じなんだろうけども、やられるほうは、初めての経験だし(全身麻酔の手術は経験しているけど)、全部聞こえているし、もう少し配慮があってもいいのではないでしょうかね。
いつも、あんなんなんでしょうね。なにしろ、手にニコちゃんマーク描くくらいだからさーーーーー!!

つづく・・・・。

by anzu-tushin | 2014-06-21 15:31 | 趣味・日常の話 | Comments(0)